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新築一戸建てにインスペクションをする重要性とそのメリットをご紹介!

矢部 敏弘

筆者 矢部 敏弘

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新築一戸建てにインスペクションをする重要性とそのメリットをご紹介!

住宅の評価方法として、内部から外壁まで全体的に点検や調査をおこなう「ホームインスペクション」があります。
新築一戸建てに対して依頼しても良いのか、新築にホームインスペクションは意味がないのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、新築一戸建てに対するホームインスペクションの重要性とメリット、おすすめのタイミングをご紹介します。

新築一戸建てへのホームインスペクションの重要性

ホームインスペクションとは、売買あるいはリフォーム対象の住宅に対し、施工時の不具合や損傷・劣化の激しい場所を調査する診断のことです。
ホームインスペクションを依頼すると、建築士の資格を取得している物件調査の専門家、別名ホームインスペクターによる調査が受けられます。
コンセントへの配線未接続をはじめ、アースの未接続や壁の穴など新築であっても施工ミスは少なくないため、ホームインスペクションの重要性は高いといえるでしょう。
もしも新築一戸建てを建設する際、ホームインスペクションは必要ないと言われたとしても専門家に調査を依頼することをおすすめします。

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新築一戸建てにおけるホームインスペクションのメリット

新築一戸建てにホームインスペクションを実施するメリットは、入居する前に住宅の状態が明らかになることです。
配管漏れなどの施工不良は一戸建ての引き渡し後に発覚しやすいですが、ホームインスペクションを実施すれば引き渡し前に問題点を発見し、事前に修繕を依頼できます。
また、これから生活する新築一戸建てが適切に施工されているか、内部に不具合などはないかを確認することにより安心感が得られます。
これも、ホームインスペクションを実施するメリットのひとつです。
専門知識と豊富な経験を持つ専門家が第三者の視点から調査してくれるため、マイホームの品質チェックにも役立ちます。

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新築一戸建てにホームインスペクションを実施するタイミング

新築に対するホームインスペクションのタイミングは、基礎となる鉄筋の配置工事完了時と一戸建てが完成する前、完成後の引き渡し前の3回がおすすめです。
鉄筋の配置部分は一戸建てが完成すると外からは調査できず、完成後にホームインスペクションを依頼すると一部を破壊することになります。
そのため、非破壊調査が可能な配筋工事完了のタイミングが良いでしょう。
新築一戸建てが完成する前は、事前検査として外壁や内装の壁・床、窓およびドアの点検にくわえて、防水性や断熱性をチェックでき、問題を早期発見できます。
完成後は最終検査となり、配管や電気設備、床、天井などのチェックや火災報知器の設置状況および動作確認などがおこなわれます。
これにより、引き渡し後の問題発生リスクを軽減できるのです。

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新築一戸建てにホームインスペクションを実施するタイミング

まとめ

専門家による調査で施工ミスが発見されることも多く、新築一戸建てに対してホームインスペクションは重要性が高いといえます。
また、あらかじめ調査することによって安心感を得られるなど、新築一戸建てへのホームインスペクションにはさまざまなメリットもあります。
ホームインスペクションは基礎工事完了後と新築一戸建てが完成する前、完成後のタイミングで忘れずに依頼しましょう。
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