不動産購入時に利用できるローンの種類とは？

不動産の購入は、大きな決断といえるでしょう。
どのような不動産を選ぶかだけでなく、どのような住宅ローンを利用するかも重要なポイントです。
しかし、住宅ローンにはさまざまな種類や条件があり、どれが自分に合っているのか分からない方も多いでしょう。
そこで今回は、不動産の購入時に利用できる住宅ローンの種類や選び方、金利について解説します。

不動産購入時の住宅ローンの種類について

不動産を購入する際、住宅ローンの借り入れ先は主に、公的融資と民間融資の2種類に分かれます。
公的融資とは、国や自治体などの公的機関がおこなう融資のことです。
代表的な公的融資には、自治体融資があげられます。
自治体融資は自治体すべてが扱っているわけではなく、年齢や居住期間など条件に該当した方がご利用できます。
また、民間融資は銀行や信用金庫などの民間金融機関がおこなう融資のことです。
ネットで手続きをおこなえたり、手数料を抑えたサービスを利用できたり、各社で特徴やサービスが異なります。
そのため、ご自身の生活にあったサービスを検討すると良いでしょう。

住宅ローンを選ぶうえでのポイントについて

住宅ローンを選ぶうえで、返済期間や金利、返済方法は大事な要素となります。
金利は、1％の違いでも場合によっては大きく総返済額が変動することもあるため、返済期間も含めて考慮する必要があります。
また、さまざまな返済方法を検討することも、住宅ローンを選ぶうえで大切なポイントとなるでしょう。
住宅ローンの返済方法には、返済額が一定になる「元利均等払い」と毎月の返済額が徐々に下がっていく「元金均等払い」があります。

住宅ローンの金利プランについて

金利プランには、3つの種類があります。
1つ目は、変動金利型です。
変動金利型は、約6か月で金利が変化する住宅ローンです。
メリットとして、金利が低めに設定されているため、金利が上昇しなければお得に借りることができます。
一方で、金利が上がる可能性があり、その結果、返済額や利息に影響を及ぼします。
2つ目は、全期間固定金利型です。
全期間固定金利型は、完済まで金利が変化しない住宅ローンです。
金利が一定しているため返済計画やライフプランが立てやすいことがメリットといわれています。
一方で、金利は高い傾向にあり、住宅ローンで借りられるお金は変動金利より少ない場合が多いです。
3つ目は、固定期間選択型です。
固定期間選択型は、一定期間のみ金利を固定できるローンとなります。
メリットは、固定期間を自由に選択ができることと、全期間固定金利型に比べて金利が低いことがあげられます。
しかし、長期的な返済プランが立てづらいことや、返済額の上昇に制限がないことに留意しましょう。

まとめ

不動産を購入する際、住宅ローンの借り入れ先は公的融資と民間融資があります。
また、住宅ローンを選ぶ際は、返済期間や金利、返済方法などを、ご自身のライフプランに合わせて検討すると良いでしょう。
金利プランについては、変動金利型と全期間固定金利型、固定期間選択型から選べます。
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