新築一戸建てと中古一戸建てのそれぞれの需要とメリット・デメリットを解説
新築一戸建てと中古一戸建て、どちらを購入しようか迷っている方も多いかもしれません。
判断に迷ってしまうのであれば、それぞれの需要やメリット、デメリットを比較してみると決心がつきやすいはずです。
そこで今回は、新築一戸建てと中古一戸建てそれぞれの需要やメリット、デメリットを解説します。
新築一戸建て・中古一戸建ての需要
一般社団法人不動産流通経営協会の調べでは、令和4年の既存住宅流通量は63万701件でした。
同じ令和4年の新設住宅着工総数は85万9,529件で、既存住宅流通比率は42.3%です。
近年徐々にこの比率が上がっているとはいえ、まだ日本では新築一戸建てのほうが需要があると調査結果が出ています。
しかし近年は新築神話が崩壊しつつあり、中古物件を購入しようと考える方は多いです。
中古の需要が上がっている理由として、国が空き家対策としてリフォーム・リノベーションに補助金を出しており、既存住宅市場が活性化していることも挙げられます。
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新築一戸建て・中古一戸建てのメリットとは?
新築一戸建てを購入する大きなメリットは、新しい設備を使えることです。
床や壁が新しいため、入居後の修繕やリフォームにかける費用が中古より少なく済むこともメリットと言えます。
住宅購入後の税金面でも、中古より新築一戸建てのほうが有利です。
所有権を登記するときに必要な登録免許税は、中古より新築のほうが安く済みます。
新築一戸建ての場合、固定資産税も一定条件を満たせば3年間半額になる特例があります。
一方中古一戸建ての大きなメリットは、取得費用が安いことです。
実物の住宅を下見して物件を決められるため、物件選びで失敗しにくいこともメリットです。
中古住宅のほうが立地の選択肢が増えるため、希望エリアで良い物件を見つけやすくなることもメリットと言えます。
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新築一戸建て・中古一戸建てのデメリットとは?
新築一戸建てのデメリットは、中古よりも価格が高く立地を選びにくいことです。
また実物の家が完成していなければ内見ができず、モデルルームや完成前の図面で物件を決めなければいけないこともあります。
中古一戸建てのデメリットは、設備が古く入居後の修繕費用が高めについてしまうことです。
住宅ローン控除など、税金面での優遇が新築より少ないこともデメリットと言えます。
このように、どちらにもメリットとデメリットがあるため、一概にどちらが良いとは言えません。
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まとめ
新築一戸建てはどうしても中古より購入費用が高くなりますが、入居後の修繕費や税金が安くなるメリットがあります。
一方中古一戸建てにも立地が選びやすいといったメリットがあり、必ずしも新築のほうが良い家に住めるとは限りません。
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