【不動産購入の手続き】費用目安・流れ・注意点を解説!

不動産購入は、人生で大きな決断のひとつです。そのため、手続きが多く複雑なため、不安や疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。

不動産の購入は、資金計画から契約、そして引渡しまで、いくつかのステップを踏んで進めていきます。

この記事では、資金計画から引渡し後の手続きまで、不動産購入の一連の流れを4つのステップに分け、簡潔に解説いたしますので、ぜひ参考にしてください。


【不動産購入の手続き】費用目安・流れ・注意点を解説!


① 資金計画と諸費用の計算

不動産購入の第一歩は、無理のない予算を立てること。物件の価格だけでなく、それ以外にかかる「諸費用」をあらかじめ把握しておくことが重要です。一般的に、諸費用は新築物件で物件価格の3〜6%、中古物件では6〜10%程度が目安となります。

主な諸費用には、以下のようなものがあります。

  • ■ 仲介手数料: 不動産会社に支払う手数料。物件価格が800万円以上の場合、上限は「売買価格 × 3% + 6万円(+消費税)」。
  • ■ 印紙税: 売買契約書に必要な税金。
  • ■ 登録免許税: 不動産の名義変更(登記)に必要な税金。
  • ■ 不動産取得税: 不動産を取得した際にかかる税金。
  • ■ ローン関連費用: 住宅ローンを組む場合の手数料。
  • ■ 火災保険料: 万が一に備えるための保険料。

例えば3,000万円の物件の場合、これらの諸費用を合計すると90〜300万円になることも珍しくありません。そのため、余裕を持った資金計画が大切になります。

諸費用の中でも高額になりやすい仲介手数料ですが、弊社「不動産のやべ」では仲介手数料無料の新築一戸建てを多数ご紹介しております。岡山市で新築一戸建てをお探しなら、お気軽に弊社までお問い合わせください。

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② 物件を見つけて契約する

希望の物件が見つかったら、契約に向けて手続きを進めます。契約までは大きく分けて以下の4つのステップがあります。

購入の申し込み

購入したいという意思を「購入申込書(買付証明書)」を提出して正式に示します。この書類には、購入希望価格や引渡しの希望時期などを記入します。この段階ではまだ契約ではないため、万が一キャンセルした場合でも、申込証拠金などは返還されるのが原則です。

住宅ローンの事前審査

購入の申し込みと並行して、住宅ローンの事前審査(仮審査)も申し込みます。事前に審査の目処を立てておくことで、売買契約後にローンが通らないというリスクを避け、安心して契約に進むことができます。

重要事項説明

契約前には、宅地建物取引士が物件に関する重要な情報を説明する「重要事項説明」が必ず行われます。権利関係や法令上の制限、設備の状況など、専門的な内容も含まれますので、不明な点があればその場で質問し、しっかりと内容を理解することが大切です。

売買契約の締結

説明内容に納得できたら、「売買契約」を締結します。契約書に署名・捺印し、手付金(物件価格の5〜10%が一般的)を支払うことで、正式に契約が成立します。

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③ 残金決済を行い引渡しへ

売買契約を結んだら、住宅ローンの正式な手続きに進みます。ここでは、ローン手続きから残代金の支払い(決済)、物件の引渡しまでの流れを見ていきましょう。

住宅ローンの本審査

契約後に行うのが「本審査」です。売買契約書などの物件資料も提出し、返済能力や物件の担保価値について、より詳細な審査が行われます。審査期間は金融機関によりますが、1〜2週間ほどが目安です。

決済・引渡し

本審査に無事通過すると、金融機関との間で「ローン契約(金銭消費貸借契約)」を結びます。その後、融資が実行され、いよいよ「決済」と「引渡し」です。決済日当日は、金融機関に売主、買主、司法書士、不動産会社の担当者が集まり、主に以下の手続きを同日中に行います。

  • 1. 融資金の受領
  • 2. 売主へ残代金の支払い
  • 3. 諸費用(仲介手数料の残金など)の支払い
  • 4. 司法書士による登記申請手続き
  • 5. 鍵の受け取り

これらの手続きがすべて完了すると、物件は正式にご自身のものとなります。

④ 引渡し完了後、いよいよ新生活へ

決済日に鍵を受け取ったら、いよいよ新生活のスタートです。登記については、申請から完了まで1〜2週間ほどかかり、後日、司法書士から新しい権利証となる「登記識別情報」などの重要書類が届きます。大切に保管しましょう。

引越しに向けて、以下の準備も進める必要があります。

  • ■ ライフラインの手続き: 電気、ガス、水道などの開通・名義変更
  • ■ 引越しの手配: 引越し業者の選定や荷造り
  • ■ 役所への届け出: 転入届や転居届などの手続き

これらの手続きを一つずつ着実に進めることで、安心して新しい生活を始めることができます。

まとめ

不動産の購入は、資金計画から始まり、物件探し、契約、ローン、決済、そして登記と、多くのステップがあります。それぞれの段階でやるべきことや注意点を事前に理解しておくことで、大きな不安を感じることなく、スムーズに手続きを進めることができるでしょう。

初めての方にもわかりやすく段階を追って進めれば、新しい住まいでの生活を安心して始められます。ご不明な点があれば、ぜひお気軽にご相談ください。

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